[2.17 富士フイルムスーパー杯 2024 神戸 0-1 川崎F 国立]
2024シーズン開幕を最高の形で迎えた。川崎フロンターレは3年ぶりに富士フイルムスーパーカップを制覇し、新シーズンで一つ目のタイトルを奪取。鬼木達監督は試合後の会見で「最後の最後まで集中力を切らさずにいい声を掛け合っていた。見ていて頼もしい選手が増えた。評価できる勝利だった」と語った。
13日のACL決勝トーナメント1回戦第1戦・山東泰山戦(○3-2)から中3日での試合となった。スタメンは11人全員変更。鬼木監督は連戦を考慮した人選であることを認めつつも、新戦力への期待も明かす。
「多くの選手をこのタイミングで見たいと、真剣な場で見たいというところ。あと、どれくらいできるのかという評価の部分で考えた。過密日程も考えているなかでの起用もある。ただ、自分自身のなかで基準を落とさずに戦いたいところもある。過密日程だから必ずターンオーバーではなく、あくまで戦える、走れる、勝ちに持っていけることを前提に選んでいきたい」
そのうえで、選手たちの躍動に指揮官も目を細める。「いろんな選手がタイトルにこだわって戦ってくれて、自分としてはうれしい収穫だった。まだまだ難しいと思っていた選手も非常に躍動感があった。自信を持ってプレーしていた」。新加入選手だけでなく、ベテランと若手の奮起も見られ、シーズン最初のタイトルを手にすることができた。
川崎Fは20日、山東泰山とのACL決勝トーナメント1回戦第2戦が控える。中2日での戦いに「コンディションがいい選手を選んでいきたい」と先を見据える。「公式戦で全員に真剣な場をいち早く体験させたいところもあった。2日間あるが、今日の疲れが出る選手も多いと思う。見極めて挑みたい」。シーズン序盤の山場を乗り越えるべく、鬼木監督は緻密にチーム作りを進めている。
(取材・文 石川祐介)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2024シーズンJリーグ特集
Source: 国内リーグ
コメント