ラトビアのバルミエラは26日、東海大福岡高のFW大森裕介(18)が加入することを発表した。
大森は中学時代をサンフレッチェ広島Jrユースで過ごしたが、当初はGKを務めていた。しかし「GKとしては身長が小さい方で、この低身長でプロで戦うのは難しいとなった時に人生は1回しかない」として2年次にフィールドプレーヤーへ転身。「プロになれなかったら意味がない」と強い意志で決断したもののそれまではGKとしての経験しかなかった。
それでも努力を重ね、3年次には高円宮杯U-15サッカー選手権大会にFWとして出場。東海大福岡高では左ウイングを主戦場に攻撃陣を牽引し、昨年のサニックスカップ国際ユースサッカー大会では5ゴールを決めて得点王に輝いている。その後、夏冬の全国大会出場は叶わなかったが、高卒海外挑戦でキャリアを大きく広げるチャンスを掴んだ。
大森が加入するバルミエラは22年のラトビアリーグ王者で、昨季は4位となって来季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)に予備予選1回戦から参加する。クラブは27日、今季開幕前にSC相模原と契約解除し、海外挑戦を模索していたMFデューク・カルロスの加入も発表。ともにリーグ戦を戦いながらECL本戦の出場を目指す。
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Source: 海外サッカー
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