バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任するにあたり、自身が去ることを望んでいた選手たちにメッセージを送ったようだ。ドイツ『ビルト』の情報を基にイギリス『デイリー・メール』が伝えている。
クラブは21日、トゥヘル監督が今季終了後に退任することを発表。契約期間は2025年6月30日までとなっていたが、両者の話し合いの結果、1年前倒しで契約を解消することで合意した。
退任の主な理由の1つとして、MFヨシュア・キミッヒなど多くの主力選手との関係悪化が噂されている。
報道によると、トゥヘル監督はシーズン終盤に向けて選手たちのモチベーションを高めるため、先週に行われたミーティングで「退団を喜ぶかもしれないスター選手たち」に特別な指示を出したという。
指揮官は「もはや毎週話し合いがあるわけではない。みんなが知っているようにね。我々はまだ何かを成し遂げることができる」とスピーチ。さらに明るく闘志にあふれた表情で、反感を抱いている選手たちを挙げながら「誰もが今、新監督のために活躍した姿を見せることができる」と語りかけたようだ。
また、トゥヘル監督の退任を歓迎する選手がいるとされる一方で、同指揮官の下で活躍していたFWハリー・ケインは「彼はトップの監督であり、本当にいい人だ」と別れを惜しんでいる。
今季公式戦31試合31ゴールのストライカーは「クラブは夏の別れを決断した。それがサッカーだ」と受け入れ、「僕たち選手は監督への責任、クラブへの責任を示し、今季に全てを捧げなければならない」と前を向いた。
●ブンデスリーガ2023-24特集
▶久保のソシエダはパリSGと対戦!CL・EL決勝トーナメント全試合見るならWOWOWで!
Source: 海外サッカー
コメント