日本サッカー協会(FIFA)は11日、北中米ワールドカップアジア2次予選の日本代表対北朝鮮戦が平壌の金日成スタジアムで開催されるという通達をアジアサッカー連盟(AFC)から受けたと明らかにした。当初の予定どおり、26日午後5時にキックオフするという。
日本代表は3月の国際AマッチウィークでW杯予選2試合を実施。21日に国立競技場で北朝鮮とのホームゲームを戦った後、26日に敵地・平壌での北朝鮮戦に臨む。
AFCは1月下旬の時点で、北朝鮮戦を平壌で開催すると発表していたが、現地に移動可能な定期便がなく試合会場の設備不足などの問題が浮上。同じく平壌で予定されていた2月下旬のパリ五輪女子最終予選が急遽サウジアラビア・ジッダでの開催に変更され、W杯予選も開催地変更の可能性が浮上していた。
こうした問題を受けてAFCは今月上旬、北朝鮮・平壌に視察団を派遣し、スタジアムや周辺設備の状況を調査。JFAはAFCに続いての視察を予定していた中、宮本恒靖専務理事は今月7日時点で「まだAFCから連絡はない」と明かした上で「どういうことになっても対応できる準備をしている」と状況を説明していたが、AFCから開催にゴーサインが出たようだ。
日本代表戦の北朝鮮開催は11年11月のブラジルW杯アジア3次予選以来13年ぶり。この試合は0-1で敗れており、通算でも過去2分2敗と未勝利となっている。
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Source: サッカー日本代表
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