アーセナルは20日、日本代表DF冨安健洋(25)と新たに長期契約を締結したことを発表した。イギリス『BBC』によると、契約期間は2026年までとなり、1年間の延長オプションも付くという。
冨安はアビスパ福岡、シントトロイデン、ボローニャを経て2021年8月にアーセナルへ加入した。左右のサイドバックやセンターバックを主戦場に、クラブ通算73試合に出場している。
今季はここまで公式戦20試合に出場。昨年10月のプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦(○5-0)で加入後初ゴールを挙げた。現在はふくらはぎの負傷で離脱中となっている。
冨安は契約延長に際し、「アーセナルは世界最高のクラブのひとつなので、契約を延長できて本当に嬉しいです。このクラブでプレーするのは夢です」と喜びを語った。
さらに「選手とサポーターのつながりはレベルが違います。それが、この関係をより特別なものにしています。僕はアーセナルのためにプレーしているし、それはアーセナルのサポーターのためにプレーしていることを意味します。だから僕は、このクラブとサポーターのために人生を捧げるつもりです。彼らに何かお返しをしたいと思っています」とサポーターへの思いを述べている。
アーセナルは現在、プレミアリーグで2位リバプールと同勝ち点の首位。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ではベスト8に勝ち残っている。
冨安は「僕は何かを成し遂げたい。チームメイト、サポーターと一緒に何かを勝ち取りたいです」と今後への決意を示した。
また、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は「トミが我々と将来を共にしてくれることを、とても嬉しく思う。彼の生まれ持った能力と強さに加え、トミの姿勢、メンタリティー、価値観は一流だ」と絶賛。「トミは誰からも愛されているし、加入以来、チームに欠かせない存在だ」と重要性を強調した。
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Source: 海外サッカー
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