リバプールはユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りで退任。後任にはレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の名前が挙がっていたが、ほかの候補を視野に検討しているようだ。英『BBC』が伝えた。
クロップ監督の退任表明以降、アロンソ監督はリバプール次期指揮官として有力視されていた。その一方、レバークーゼンはブンデスリーガ初タイトルを目前に今シーズンは全コンペティションで無敗を誇っている。
アロンソ監督はトーマス・トゥヘル監督退任後のバイエルン次期監督候補としても名前が挙がっていた。だが、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は、今夏のアロンソ監督の移籍は「おそらく不可能」と言及。「(アロンソは)現在の成功を考えれば、バイヤー・レバークーゼンに残りたいという気持ちが強い」と語っていた。
2022年10月、レバークーゼンはアロンソ監督にトップチームでの初仕事を与え、クラブが下から2番目の順位に沈む中、指揮官はクラブをブンデスリーガ6位にまで押し上げた。アロンソ監督が初めて最初から指揮を執った今シーズン、レバークーゼンは残り8試合で王者バイエルンに勝ち点10差をつけている。また、DFBポカール(国内杯)の準決勝、UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)の準々決勝にも進出している。
「もし彼があと2、3年成功すれば、おそらくそこから引き抜くのは簡単だろう」とヘーネス名誉会長は語る。リバプールもすでにアロンソ監督から目を移しており、スポルティングのルベン・アモリム監督やブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督をリストアップしているという。
●ブンデスリーガ2023-24特集
Source: 海外サッカー
コメント