日本サッカー協会(JFA)は30日、北中米ワールドカップアジア2次予選兼アジアカップ2027予選第4節・日本代表対北朝鮮代表の試合中止を受け、国際サッカー連盟(FIFA)規律委員会から0-3で北朝鮮の敗戦として没収するとの決定が通知されたと発表した。
同試合は26日に平壌の金日成スタジアムで開催される予定だったが、北朝鮮側の意向で21日に中止が決定。JFAは延期試合を組むことは不可能だという見通しを示し、試合の扱いについてはFIFA規律委員会に委ねられていた。
この結果、日本は4連勝でアジア最終予選進出が確定。2次予選の残り試合は6月6日のミャンマー代表戦(アウェー)、同11日のシリア代表戦(ホーム)となっている。
宮本恒靖会長はJFA公式サイトを通じ、「3月26日に平壤で試合が行われなかったことについて、日本時間の本日未明にFIFA規律委員会の決定内容を受け取りました。この試合の取り扱いに関するステイタスが更新されたことは良かったと思います。ワールドカップ予選突破に向けて、森保監督やスタッフ、選手たちには引き続き良い準備をして試合に臨んで欲しいですし、JFAとしてもしっかりとサポートをしていきます」と述べた。
また、森保一監督は「没収試合で日本の勝利という結果の通知を聞きました。選手たちの大切な出場機会が失われたことに変わりありませんが、一つ前に進んだとポジティブに捉えています」とコメント。「当然この結果に満足することなく、6月の代表活動、最終予選、ワールドカップ本番へと力を積み上げていきたいと思います」と今後の戦いを見据えた。
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Source: サッカー日本代表
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