“威嚇目的”は一度だけ…クロップ監督が試合前にアップ中の相手をガン見する理由

リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督
 リバプールユルゲン・クロップ監督が試合前のウォーミングアップ中に相手チームを見つめる理由を説明した。イギリス『ギブミースポーツ』が伝えている。

 指揮官としての優れた手腕だけでなく、試合時の個性的なアクションもたびたび話題になるクロップ監督。その中の1つに、ウォーミングアップ中に対戦相手をじっと見つめるという習慣がある。

 この理由については多くの憶測が飛び交い、相手を威嚇するためだという説もあったが、真意は別のところにあるようだ。

 クロップ監督は『Amazonプライム・ビデオ・スポーツ』のYouTubeチャンネルで元イングランド代表GKのベン・フォスター氏と対談し、実際に見つめられる経験をしたという同氏に次のように説明した。

「私はキャリアを通じてそうしてきた。私の仕事は試合前に多かれ少なかれ終わっているし、選手たちがドレッシングルームに集まったら、いくつか言うことはあるけど、自分の選手たちのことは知っている」

「(相手選手を)ただ見て理解したいだけなんだ。ある選手が少し足を引きずっているのを見たり、ある選手があれこれやっているのを見たり…。私はただ、彼らが何をしているのかを理解しようとしているだけだ」

「彼らが単にフィジカル的なことをやっている時はあまり面白くないけど、パスやその類のことをやっている時は興味深い」

 対戦相手の直前の状態を得るためにやっていると主張したクロップ監督だが、「ただ一度だけ相手を威嚇するためにやったことがある。古巣のドルトムント戦だった。『さあ、やるぞ』と思ったんだ」とも告白。それ以外は情報収集が目的で威嚇する意図はなく、「わざとやっていると言われたら、そんなことはない。ただ見ているだけだよ」と語った。


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Source: 海外サッカー

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