UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦が10日に開催され、バルセロナは敵地でパリSGと対決する。試合に向けたシャビ・エルナンデス監督のコメントをアメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えた。
シャビ監督はバルセロナでの選手時代にパリSGのルイス・エンリケ監督と一緒にプレーし、さらに指導を受けた経験もある。バルセロナ指揮官は前日会見に出席し、L・エンリケ監督について次のように語った。
「ルイス・エンリケとはいい関係だし、尊敬している。彼は世界最高の監督の1人だし、チャンピオンズリーグで勝つためにチームを作っている。パリSGは本当にタフな相手だ」
「(監督として)私たち2人は同じものを求めているし、2人ともバルサのDNAを持っている。ペップ・グアルディオラ、ミケル・アルテタ、そして私と同じように、ルイス・エンリケもバルサのDNAを持っている。チャンピオンズリーグ準々決勝で、4人の監督がバルサのDNAを持っている。私たちは皆、このDNAを持って生まれた。バルサの哲学が鍵になると思う」
「ルイス・エンリケと私は、高い位置からプレスをかけ、ボールを持ち、後方からプレーするという同じことを求めると思う。そこから先は選手の仕事だが、私たちは同じことを(監督として)求めているし、同じサッカースタイルに共感している」
欧州CLではバルセロナが5回の優勝を誇る一方、パリSGはまだビッグイヤーを掲げたことがない。しかし、直近の対戦となる2020-21シーズンのラウンド16では、FWキリアン・ムバッペのハットトリックなどでパリSGが2戦合計5-2の快勝を飾った。
シャビ監督は、ムバッペ以外にもパリSGで注意すべき選手は多くいると指摘する。
「ムバッペ、(ウスマン・)デンベレ、(ランダル・)コロ・ムアニ、ビティーニャ……パリSGのチームは全てが脅威だ」
「ゴールスコアラーがムバッペであることは明らかだ。ディフェンス面ではこれまで以上に良くなければならない。パリSGはトランジションの局面では、世界最高のチームではないにせよ、その一角を占めているからね」
パリSGで10番を背負うFWウスマン・デンベレは、昨季までバルセロナでプレーしていた。
シャビ監督は「私はデンベレを高く評価している」と教え子を称賛し、「パリに来るのは彼の決断であり、彼にとっては挑戦だった。だからこそ、彼らが優勝候補だと思う。私たちからベストプレーヤーの1人を引き抜いたんだからね。彼らが優勝候補なんだ。彼らは我々よりはるかに多くの資金を費やしている。彼らはチャンピオンズリーグで勝つために作られたチームだ」と警戒を強めた。
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Source: 海外サッカー
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