レアル・マドリーは17日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦でマンチェスター・シティの本拠地に乗り込み、PK戦の末にベスト4進出を果たした。勝利の立役者となったGKアンドリー・ルニンのコメントをアメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
レアルは正守護神を務めていたGKティボー・クルトワの長期離脱に伴い、昨年8月にチェルシーからGKケパ・アリサバラガをレンタルで獲得。ルニンは当初、控えGKだったが、ケパの負傷でめぐってきたチャンスを生かし、レギュラーの座をつかんだ。
シティとの第2戦では、相手の猛攻を受けながらも120分間で1失点に抑え、2戦合計4-4で迎えたPK戦で魅せる。2人目のMFベルナルド・シウバのキックを冷静に読み、正面で止めると、3人目のMFマテオ・コバチッチのシュートを右に跳んでストップ。PK4-3での4強入りに大きく貢献した。
25歳GKは試合後、『モビスター』のインタビューで「疲れ果てた。こんな試合はキャリアで初めてだ」と言及。「ホームから離れたチャンピオンズリーグで、あのレベルを要求される120分間だ。苦しみ、走り、戦ったチームのおかげで、準決勝に進むことができた」と語り、次のように続けた。
「常にボールを持ってプレーできるわけではないし、常にフィールドで最高のチームであるわけでもない」
「チームは120分間、素晴らしい努力をしてくれた。ずっとあんな風に走るなんて想像もできないよ」
「僕らはそれに慣れていない。いつもは自分たちが相手を圧倒するからね」
「壮大な守備を見せることができた。子供の頃に夢見たような、鳥肌が立つような魔法のような夜だった」
激闘を制したレアルは、準決勝でバイエルンとの対戦が決定。第1戦は4月30日に敵地で、第2戦は5月8日にホームで行われる。
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Source: 海外サッカー
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