チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が0-5の大敗となったアーセナルとの“ビッグロンドン・ダービー”を振り返った。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
敵地エミレーツ・スタジアムに乗り込んだチェルシーは前半に先制を許すと、巻き返しを図った後半の開始早々に追加点を献上。その後も立て続けにゴールを奪われ、0-5でリーグ戦9試合ぶりの黒星を喫した。
ポチェッティーノ監督は試合後、選手たちが途中で諦めてしまったことを認めつつ、自身の現役時代に当時のビッグプレーヤーにも同じような日があったと主張。チェルシーの選手たちを擁護している。
「ハーフタイムに、こんな試合はあり得ないと話した。(後半も)また悪い形で始まった。2失点した瞬間、チームは諦めてしまった。試合に入っていなかった」
「私もサッカーをやっていたが、ビッグネームや経験豊富な選手たちも、(今日の選手たちと)同じような状況になったことがある。(ディエゴ・)マラドーナ、ロナウジーニョ、(ガブリエル・)バティストゥータともプレーしたが、彼らにもシーズン中にこのようなことが起こる。『トップレベルの選手でも諦めてしまうことがあるんだ』と思ったよ」
「時には相手のせいで、時には自分たちのエネルギーのせいで、何も得られず、試合中にポジティブなものを見つけられないこともある。違うチームでも必ず起こることだ」
チェルシーは今季プレミアリーグで11敗目。現在9位に位置し、欧州カップ戦の出場権獲得に向けて苦境に立たされている。
指揮官は「私たちは素晴らしいパフォーマンスを見せることができるのに、その3日後には極端な姿を見せてしまう。悪い日が続くと、私たちはとても悪くなる。調子がいい時は何でもできる。将来のためには、調子のいい日を増やす必要がある。そのことを意識しなければならない」と課題を語った。
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Source: 海外サッカー
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