バルセロナは13日、ジョアン・ガンペル練習場で行われた記者会見で、スポーツ部門の新組織編成を発表した。
最も大きなトピックは、クラブOBである元ポルトガル代表デコ氏のスポーツディレクター就任だ。今夏に退団したマテウ・アレマニ氏の後任となる。
また、新たにサッカーエリアコーディネーターとして、ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表ボージャン・クルキッチ氏が入閣。元バルセロナFWの主な役割は、育成サッカーの責任者であるアレサンコ氏と共に、ラ・マシアの選手をフォローしていくことだという。
ジョアン・ラポルタ会長はデコ氏の就任を発表する前に「この2年半の間、素晴らしい仕事をしてくれた」とアレマニ氏への感謝を表明した。
そしてデコ氏について「彼は選手として模範であり、私たちの監督とロッカールームをシェアした経験がある。彼がやってきてから、全てが完璧に回っているし、同じサッカー言語を話す」と評し、「彼のサッカー市場や伝統における知識は長けている。彼は偉大なスポーツディレクターになるための全ての条件を備えている」と就任の理由を説明している。
続けて「このスポーツ組織を見て、シャビ、アレサンコ、ラファ、ボージャンなどバルサのユニフォームを身につけた選手が多くいるのを目にして誇りに思うし、それはクラブへの深いコミットメントを与えることを意味している」と話した。
デコ氏は就任にあたり、「とてもワクワクしているし、満足している」と喜びのコメント。「大事なのは日々の仕事と努力だ。物事は偶然にやってくるわけではない」とし、「バルサの目標は勝つことだ。だからこそ、バランスが取れていて、競争力のあるチームを必要としている。僕らは良いプレーをしなければならないが、最終目標は勝つことにある」と強調した。
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Source: 海外サッカー
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