強豪とも互角以上に戦える
あくまで親善試合ではあるが、森保ジャパンが爆発している。今月の欧州遠征ではドイツを4-1、トルコを4-2のスコアで撃破しており、欧州の実力国相手に4ゴールずつ奪った攻撃力が目を引く。
この『破壊的』な森保ジャパンには、米『Bleacher Report』も反応。6月のエルサルバドル戦(6-0)、ペルー戦(4-1)を含め、4試合連続で4ゴール以上奪っている攻撃陣を絶賛している。
SNS上では、世界のサッカーファンより「アジア最強のチーム」、「世界的に過小評価されているチーム」、「FIFAランクTOP10には入れる」、「アルゼンチンとやってほしい」など、日本を高く評価する声が多く出ている。
特にドイツ相手の快勝はインパクトが強かったはずで、それこそワールドカップ・カタール大会ファイナリストのアルゼンチンやフランス、イングランドといった強豪とも親善試合を組める流れになれば言うことなしだ。そうしたカードを世界のファンも待っているのではないだろうか。
前述の4試合で際立つのは前線のバリエーションだ。エルサルバドル戦ではDF谷口彰悟のゴールに始まり、FW上田綺世、MF久保建英、堂安律、FW中村敬斗、古橋亨梧が得点を記録。
続くペルー戦ではDF伊藤洋輝、FW三笘薫、伊東純也、前田大然がネットを揺らし、今月のドイツ戦では伊東純也、上田、ドイツキラーとなった浅野拓磨、さらにはMF田中碧も得点を記録した。
そして12日のトルコ戦ではMF伊藤敦樹の強烈ミドルに、アピールに燃える中村敬斗が2ゴール、最後は伊東純也がPKから得点を決めており、得点を奪える選手がかなり増えてきた印象だ。
トルコ戦では古橋にも惜しいシーンがいくつもあり、センターフォワードの人選も悩ましい。スタッド・ランスに移籍した中村敬斗も得点力の高い選手で、2列目にどう割って入るか今後の3年間が楽しみな選手でもある。
それは浦和レッズでプレイする伊藤敦樹も同じで、トルコ戦では得点シーンを含めアグレッシブなプレイが印象的だった。180cmを超える大型MFであることも魅力で、森保監督へアピールとなったのは間違いない。ここはリーダーの遠藤航を軸に、インサイドハーフは田中、旗手怜央、守田英正らがポジションを争う構図だ。インサイドハーフに鎌田大地を回すプランもあり、ここもカタール大会終了後より一気に層が厚くなってきた印象がある。
トルコ戦でアシストを決めた右サイドバックの毎熊晟矢も攻撃性が高く、今の森保ジャパンは攻撃面での武器が多い。セットプレイの守備など課題もあるが、ひとまず攻撃面は歴代の日本代表でも史上最高クラスだろう。
次のワールドカップへ今後も欧州や南米の強豪とテストマッチする機会が欲しいが、ひとまず来年1月より始まるアジアカップ制覇が直近の目標となる。ここでも圧倒的な力を見せてほしいところで、アジア最強の称号を手にする戦いが近づいている。
https://www.theworldmagazine.jp/20230913/02national_team/japan/389572
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Source: サカサカ10
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