Jリーグは14日、4月度の「明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞」を発表し、J1リーグはガンバ大阪のFW坂本一彩が初受賞を果たした。
2003年生まれの坂本は今季、期限付き移籍先のファジアーノ岡山からG大阪に復帰。開幕節・町田戦で先発抜擢をされた後、一時は途中出場が続いていたが、4月6日の第6節・札幌戦から先発に定着し、第8節・鳥栖戦、第9節・浦和戦、第10節・鹿島戦で3試合連続ゴールを記録し、ブレイクを果たした。
選考委員からは「マークを外す動きや3人目の動き、先を見る力、DFラインの裏への意識が高く、頭がいい選手。サッカーセンスがあり、先が読める選手。ワンタッチシュートも上手い」(山本昌邦委員)、「スタメンの座を勝ち取るや3戦連発の大暴れ。ボールの転がる先を読む鋭い嗅覚、やすやすとネットを射抜く冷静さと技術が光った」(北條聡委員)、「今月3ゴール。ボールを持ったらガンガン前に仕掛ける姿勢が良いし、それが結果につながっている」(丸山桂里奈特任委員)と結果につなげた活躍が評価された。
坂本はリーグを通じて「4月の月間ヤングプレーヤー賞に選んでいただけて本当に嬉しく思っています。4月は多くの試合に出場することができ、特に浦和レッズ戦の埼玉スタジアムでのゴールが自分の記憶には残っています。浦和まで多くのサポーターが駆けつけてくれて、皆さんの前で決勝ゴールを決めることができたのは嬉しかったです。今回は自分だけの力ではなく応援してくれるサポーターの皆さんのおかげで受賞することができたと思っています。これからも応援よろしくお願いします。このような賞をいただけたことはすごく嬉しいことですが、これに満足せず、また次もこのような賞をいただけるよう頑張りたいです」とコメントしている。
またJ2リーグではV・ファーレン長崎のMF笠柳翼、J3リーグでは福島ユナイテッドFCのMF大関友翔がそれぞれ受賞した。
Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞は今季から新設された賞。2003年1月1日以降に生まれた21歳以下(12月31日時点)の選手が対象となっている。
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Source: 国内リーグ
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