マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がプレミアリーグ優勝を懸けた最終節に向け、選手たちに「リラックス」するよう求めた。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
首位シティは14日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のトッテナム戦(○2-0)の結果により、残り1試合で2位アーセナルと2ポイント差。19日の最終節ウエスト・ハム戦で勝利を収めれば、史上初の4連覇を自力で決められる状況となっている。
グアルディオラ監督はトッテナム戦について「選手たちは(前半の)結果のためにプレーしていた。そんなことをしたら、プレミアリーグで負けることになる。それでは自分たちのパフォーマンスは出せない。選手たちも人間だから、プレッシャーは分かる。アーセナルでさえ、マンチェスター・ユナイテッド相手に良いプレーはできなかった」と振り返り、最終節ではいかに平常心でいられるかが重要だと説いた。
「日曜日のウエスト・ハム戦も同じだ。プレッシャーを感じることになるだろう。数シーズン前(2連覇を果たした2021-22シーズン)のアストン・ビラ戦を見てみてほしい。残り15分まで0-2で負けていた。(44年ぶりのリーグ優勝を飾った2011-12シーズンの)QPR戦でも、(セルヒオ・アグエロが得点する)93分まで追い詰められた。それは普通のことだ」
「だから、みんなリラックスして、自分のやるべきことをやるんだ。それだけだよ」
「アーセナルがエバートン戦でどんな結果を出そうとも、シティはウエスト・ハムを倒せばリーグ優勝を決められる。緊張感はあるし、ライバルの調子はとてもいい。だから難しいんだ」
グアルディオラ監督は大一番を前に「みんなスタジアムに来て騒いでくれ」と後押しを呼びかけ、「こういう試合は難しいけど、やるしかない。1日休んで、2日準備して、ベストを尽くす」と覚悟を示した。
●プレミアリーグ2023-24特集
▶【CL準決勝】決勝に駒を進めるクラブは!?いよいよベスト4の戦いが始まる…CL・EL見るならWOWOWで!
Source: 海外サッカー
コメント