[5.18 J2第16節 山形 0-2 秋田]
J2第16節が18日に各地で行われ、16位モンテディオ山形はホームで13位ブラウブリッツ秋田に0-2で敗れた。今季2度目の3連敗を喫し、5試合勝ちなし(1分4敗)。渡邉晋監督体制2年目の今季は「J2優勝」を掲げて臨んだが、もどかしいシーズンが続いている。
自陣ゴール前で競った後や一度はね返した後のこぼれ球に詰め切れず、相手に得点を許す。ここ最近目立っている失点パターンで前半に2点を先行され、苦しい展開に陥った。また、近年は自分たち主導でボールを動かしてゴールへ迫る攻撃的スタイルを印象付けてきたが、今節を含めて3試合連続ノーゴール。守備の課題と攻撃の手詰まり感が白星を遠ざけている。
試合後には渡邉監督がゴール裏のサポーターと話し合う姿も見られた。指揮官はフラッシュインタビューで次節以降の戦いについて聞かれると、「クラブがどういう判断をするか分かりませんけども、私が監督でいる以上はアバウトなボールを蹴り込んで偶然に任せるようなフットボールを展開するつもりはありません」とコメント。自身の進退にも触れつつ、これまでのやり方を変えることはないと改めて明言した。
「それが結果に結び付いていないのであれば、そのフットボールを研ぎ澄ましてやり続けることを私は選択して、それを選手にも宣言してここまで来ているので、そういったものをしっかりとまたトレーニングで見つめ直して、勝利というものに結び付けられるように、日々精進をこれからも続けていきたいと思います」
“背水”の山形は、26日の第17節でロアッソ熊本とのアウェー戦に臨む。開幕前に自動昇格候補にも挙げられたみちのくの雄は、浮上のきっかけをつかめるか。
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Source: 国内リーグ
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