プレミア最多13度の優勝誇るマンU、最低順位更新など屈辱的なシーズンに…FA杯決勝で意地を見せられるか

マンチェスター・ユナイテッドがクラブ最低順位を更新
 マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグにおいて、クラブ史上ワースト順位となる8位でフィニッシュすることとなった。

 19日に開催されたプレミア第38節でマンチェスター・Uはブライトンのホームに乗り込んだ。スコアレスのまま試合が進む中、後半28分にDFディオゴ・ダロトがネットを揺らして先制に成功。さらに43分にFWラスムス・ホイルンドが加点すると、そのまま逃げ切って2-0の完封勝利を収めた。

 最終節の勝利で勝ち点3を上積みし、7位のニューカッスルに勝ち点で並んだものの、得失点差(ニューカッスル+23、マンU-1)で及ばずに8位でシーズンを終了した。

 プレミアリーグが発足した92-93シーズン以降、マンチェスター・Uの最低順位は、デイビッド・モイーズ監督が率いた13-14シーズンの7位。エリック・テン・ハフ監督率いるチームはクラブの史上最低順位を更新してしまった。

 得失点差に目を移すと、57得点58失点の「-1」。マンチェスター・Uが得失点差をマイナスで終えるのは、プレミア発足以降初となる。さらに、今季公式戦で喫した総失点「82」は、76-77シーズンの「81」を超え、同一シーズンでのクラブワースト記録になるなど、屈辱のシーズンを過ごすこととなった。

 しかし、今季の戦いはまだ終わっていない。25日に開催されるFA杯決勝で、マンチェスター・Cとのダービーに臨む。プレミアリーグで最多13度の優勝を誇る名門マンチェスター・Uは最後の最後で意地を見せ、タイトル、そして来季のヨーロッパリーグ出場権を手にすることができるだろうか。


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Source: 海外サッカー

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