バルセロナのシャビ・エルナンデス監督が24日に自身のインスタグラム(@xavi)を更新し、ファンに向けてメッセージを送った。
シャビ監督は1月に今季限りでの退任を表明したが、その後チームの調子が上向いたことを受け、4月に来季続投で合意。しかし、状況は再び一転し、バルセロナは今月24日に解任を発表した。クラブの財政難に関する発言がジョアン・ラポルタ会長に問題視されたとみられる。
指揮官はラストゲームとなる26日のラ・リーガ第38節セビージャ戦を前に、ファンに対して次のようなメッセージを送った。
「親愛なるクレの皆さん、日曜日にバルサのベンチでの時間は終わります。人生のクラブを離れることは決して簡単ではありませんが、第二の家族のようなドレッシングルームのトップを2年半務め、とても誇りに思います」
「いつもそばにいてくれて、サッカー選手時代と同じように愛情を注いでくれたファンの皆さんの応援と愛情に感謝したいと思います。日曜日の後は、私は(カンプ・ノウ改修工事により現在ホームとして使用する)オリンピック・スタジアム、数か月後にはカンプ・ノウのスタンドにいるファンの1人になります。なぜなら、私は選手やコーチである前にバルセロナのサポーターであり、人生のクラブのために最高のものだけを望んでいるからです」
「私は素晴らしい選手、素晴らしいスタッフと一緒に仕事をしてきました。 彼ら全員のおかげで目標を達成し、昨年はラ・リーガとスーペルコパを制覇することができました。今季は思い通りに進んでいませんが、私たちは力を合わせ、バルセロナファン全員にインスピレーションを与えるラ・マシア出身の新世代の若いサッカー選手の成長を支援しました」
「皆さん、本当にありがとうございました。ファン、選手、スタッフ、クラブ職員、会長、理事会、スポーツディレクター、メディア、そしてこの2シーズン半の旅路を共にしてきた全ての皆さんへ。心のクラブの幸運を祈ります。バルサ万歳」
シャビ監督は2021年11月にロナルド・クーマン前監督の後任として就任。昨季はラ・リーガとスペインスーパーカップを制したが、今季はリーグ連覇を逃すなど無冠が決定していた。
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Source: 海外サッカー
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