『RMCスポーツ』や『BFM TV』、『レキップ』などのフランスメディアが31日、パリオリンピックのサッカー競技会場でテロ攻撃を行う可能性があった18歳の人物が逮捕されたと報じた。
現地報道によると、この人物は5月22日に国内治安総局(DGSI)によって逮捕されたという。イスラム過激派組織に触発され、パリ五輪のサッカー競技において、サンテティエンヌのスタッド・ジェフロワ・ギシャールで観客や警察を標的としたテロ攻撃を計画していた疑いと伝えられている。
本人は暗号化されたメッセージアプリでのやり取りなどを認めるのみで、テロ攻撃の計画については否認しているようだ。ただパソコンから同スタジアムに関する写真などが発見されている。
スタッド・ジェフロワ・ギシャールでは男子サッカーのアルゼンチン対モロッコなど6試合を予定。日本戦の開催は男女を通じて予定されていない。
ジェラルド・ダルマナン内務大臣は「これがパリ五輪・パラリンピックに対する最初の阻止されたテロ攻撃」との声明を発表しているといい、「2017年以降、我が国の情報機関によって阻止された50回目のテロ攻撃」だとしている。
以下、スタッド・ジェフロワ・ギシャールで予定されているサッカー競技
▽男子
アルゼンチン 7月24日 モロッコ
ウクライナ 7月27日モロッコ
アメリカ 7月30日 ギニア
▽女子
カナダ 7月25日 ニュージーランド
フランス 7月28日カナダ
ザンビア 7月31日 ドイツ
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Source: 海外サッカー
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