北中米W杯アジア2次予選・ミャンマー戦(6日・ヤンゴン)に臨む日本代表が4日、ミャンマー入りし、現地時間夕にヤンゴン市内の練習施設でトレーニングを行った。雨季に入った現地は日中に晴れ間も見られ、蒸し暑さに包まれていたが、練習直前にはスコールが襲来。天候が読めない難しいコンディションの中、別メニュー調整が続くDF長友佑都(FC東京)を除く25人が全体練習に参加した。
チームはシーズンオフに入った海外組が日本に帰国中のため、3日に千葉市内で集合し、合宿初日は高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングを実施。4バックと3バックのフォーメーションを組む軽めの戦術練習などを行った後、同日深夜に羽田空港を出発し、バンコク経由でミャンマーに入った。
ヤンゴン初日の練習ではミャンマー在住の日本人コミュニティが招待され、約140人が練習場入りする選手たちを盛大に出迎え。子どもたちは選手たちとの集合写真撮影も行い、この日23歳の誕生日を迎えたMF久保建英(ソシエダ)にお祝いのメッセージも送った。久保が交流会の最後にファンの子どもをハグすると、一際大きな声援が上がっていた。
練習は冒頭約15分間が報道陣らに公開され、足の痛みがある長友は引き続き別メニュー調整。冒頭ではトレーナーに付き添われてストレッチを行った後、スパイクを履いてピッチをランニングしていた。その他の選手はフィールドプレーヤーがボール回しなどでウォーミングアップを行い、ゴールキーパーは下田崇GKコーチと専用メニューを実施。非公開練習の始まる頃には徐々に雨足も弱まり、その後の戦術練習は予定どおりに実施できたとみられる。
チームは5日、試合会場のトゥウンナ・スタジアムで前日練習を実施予定。6日のミャンマー戦に向けて調整を進める。
(取材・文 竹内達也)
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Source: サッカー日本代表
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