アトレティコ・マドリーは今夏、マンチェスター・シティのFWフリアン・アルバレスを最大のターゲットとして動向を探るようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現地メディアによるとアトレティコはFWの補強を試みており、アルバレスをリストアップしたようだ。アルバレスは今季のプレミアリーグで36試合に出場し、11ゴール9アシストを記録。獲得に至れば大きな戦力アップとなる。
ただ、当然ながらアルバレスの獲得は容易ではない。プレミアリーグ4連覇を果たしたクラブでレギュラーを張っており、契約も2027-28シーズンまで残っている。『マルカ』は「獲得できる理想的な状況だとは思えない」と現実的な見通しを示した。
一方、マンチェスター・Cの動向次第ではアルバレスのアトレティコ入りが実現するかもしれない。レアル・マドリーがFWキリアン・ムバッペを獲得したことで、FWロドリゴ・ゴエスが移籍する可能性が浮上。候補はマンチェスター・Cとされている。そのため現地メディアはエース級のFWが相次いで移籍する「ドミノ倒し」が引き起こされた場合、アルバレスが新天地を探すことも考えられると伝えた。
もっともロドリゴは今夏の移籍を否定しており、現時点ではドミノ倒しさえ起こる可能性も低そうだ。ただ、アトレティコはアルバレスの獲得に向けて動き出す準備を始めているといい、『マルカ』も「簡単ではないが最初の一歩を踏み出さなければいけない」と今後の動きを注目している。
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Source: 海外サッカー
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