レアル・マドリー移籍が決まったフランス代表FWキリアン・ムバッペがパリSGでの最後のシーズンについて語った。イギリス『BBC』が伝えている。
ムバッペは現行契約が残り1シーズンとなった昨年夏、1年間の延長オプションを行使しないことを公言。プレシーズンに行われた日本ツアーの参加を見送られるなど、トップチームから外される時期もあった。
25歳FWは当時を振り返り、「パリSGでは不満はなかった。ただ、僕を擁護してくれた全ての人々の顔に唾を吐きかけることになるけど、物事や人々が僕を不幸にさせた。でも僕はリーダーだったから、見せられないものもあるし、悲しみを引きずっている人に他の人はついてこないからね」と明かしている。
クラブとの関係が難しくなる中で自身を救ってくれたのは、ルイス・エンリケ監督とアドバイザーのルイス・カンポス氏だったという。
「彼らなしには、再びフィールドに足を踏み入れることはなかっただろう」
「プレーするために経験しなければならなかったことを全て知ると、あのシーズンをより誇りに思う」
「自分の基準よりは低かったけど、ただプレーし、試合を繰り返し、トロフィーを獲得したことが最大の誇りだった。でも来季は、あのようなシーズンで満足することはないだろう」
パリSGではUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇こそ果たせなかったが、今季を含む6度のリーグアン優勝など計17タイトルの獲得に貢献。今月3日にレアル加入が正式発表された。
ムバッペは「レアル・マドリーでの新たなスタートを心待ちにしている。僕がいつも夢見ていたクラブだ。多くの興奮と謙虚さを持ってそこに行くんだ」と意気込んだ。
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Source: 海外サッカー
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