リバプールのGKクィービーン・ケレハーが退団する可能性があるようだ。英『デイリースター』が報じている。
1998年11月23日生まれの25歳は、リバプールの下部組織で育ち、18-19シーズンにトップチームに昇格。GKアリソン・ベッカーの控えという立ち位置ながらも、ピッチに立てば好パフォーマンスを披露するなど、ユルゲン・クロップ監督からの信頼も厚かった。
特に、アリソンが負傷離脱した昨季は公式戦26試合でゴールマウスを託されるだけでなく、カラバオ杯決勝チェルシー戦で好セーブを連発。チームをタイトル獲得へと導いたものの、アリソンが復帰すると、その後はベンチを温める日々が続いた。
アイルランド代表としても13試合に出場する実力者は、第2GKを続けるに限界があると考えている。そして、27年まで契約を残すアリソンから定位置を奪う可能性は低いことも認めている。
『アスレチック』の取材に対し、ケレハーは「リバプールでそうなれば(第1GKになれば)最高だけど、僕はバカじゃない。アリソンが何年もの間、世界最高のGKであることを知っているからね」と語ると、退団を示唆した。
「リバプールでは素晴らしい時間を過ごした。僕にとってはクレイジーな旅で、とても気に入っている。クラブを愛し、ファンを愛し、選手やスタッフとも素晴らしい関係を築けている。リバプールであろうと、他のどこであろうと、僕にとっての次のステップはNo.1になることだと感じている」
クロップの影響がなければ、すでにリバプールに別れを告げていたかもしれない。「もしにアリ(アリソン)に何かあったら、本当に君が必要なんだ」との説得に応じ、自身のキャリアで最も充実したシーズンを過ごしてきたが、指揮官の退団とともにチームを離れる可能性がある。なお、ケレハーにはセルティックが興味を示しており、移籍が噂されている。
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Source: 海外サッカー
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