韓国メディア『OSEN』が韓国代表前監督のユルゲン・クリンスマン監督に対し、内紛騒動に関する内通者の疑いをかけた。
韓国代表を巡ってはアジアカップ後、FWイ・ガンインが準決勝の前夜に卓球をするため夕食会場から早く出ようとしたことでFWソン・フンミンから注意を受け、揉み合いに発展したという報道が出ていた。チームが準決勝で敗退したこともあって大きな問題になり、イ・ガンインが謝罪会見を開くまでに至っていた。
この騒動を最初に報じたのが英メディア『ザ・サン』だ。ただ同メディアはアジア杯に記者を派遣していなかったようで、それにもかかわらず重要な内部情報をスクープとして報じたことから代表チーム内に内通者がいる疑惑が浮上。大会後に解任されたクリンスマン監督も内通者の候補として名前が挙がっていた。
そうしたなか『ザ・サン』は9日、クリンスマン氏がEURO2024のコラムニストメンバーに入ったことを発表した。どうやらこの発表により、韓国メディアは両者の間に繋がりがあるとして内通者の疑いを強めたようだ。
『OSEN』は内紛報道を「内通者の情報提供がなければ不可能なこと」とし、クリンスマン氏と英メディアの関係性について「疑わしい」と伝えた。内紛騒動のリークに関する証拠はないというが、「直接通報した当事者ではないかという疑念を避けることはできない」と怪しんでいる。
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Source: 海外サッカー
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