土壇場ドローのドイツ代表指揮官「今後を考えると完勝の4-0より1-1の方がいい」

ユリアン・ナーゲルスマン監督は手応えを示した
 ドイツ代表ユリアン・ナーゲルスマン監督が23日のスイス戦後、「今後のことを考えると完勝の4-0より、終盤に追いついた1-1の方がいい」とコメントした。『スカイ・スポーツ・ドイツ』が伝えている。

 ドイツは2連勝で迎えたグループA最終節でカウンターから先制を許すと、0-1のまま後半アディショナルタイムを迎えた。それでも後半45+2分、クロスからFWニクラス・フュルクルクがヘディングシュートを決めて土壇場で同点に成功。1-1で引き分けに終わり、首位通過を果たした。

 ナーゲルスマン監督は「スイスが非常に良い相手で面白い試合になった」と相手を称えつつ、2-0で勝利したハンガリー戦よりも選手のパフォーマンスは良かったという見解を伝えた。

 その上で勝利できなかったことへの悔しさを示しつつ、「でもいいことだと思う。台本を書けるのであれば、今後のことを考えると完勝の4-0より終盤に追いついた1-1の方がいい」と話した。タフな相手との一戦で課題と収穫が見つかったため、決勝トーナメントに向けて実りのあるゲームになったようだ。


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Source: 海外サッカー

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