ブラジル代表は29日、コパ・アメリカ2024のグループD第2節でパラグアイ代表と対戦し、4-1で今大会初白星を飾った。2ゴールの活躍を見せたFWビニシウス・ジュニオールや指揮官のコメントをアメリカ『ESPN』が伝えている。
初戦のコスタリカ代表戦をまさかのスコアレスドローで終えたブラジル。今節もMFルーカス・パケタがPKを失敗するなど無得点の時間が続いたが、前半35分にパケタのお膳立てからビニシウスが先制ゴールを奪った。
前半43分にMFサビオが追加点を決めると、同アディショナルタイム5分にはビニシウスが相手のクリアをブロックする形でネットを揺らし、3-0とする。ハーフタイム明けに1点を返されたものの、後半20分にパケタが名誉挽回のPK弾を挙げ、4-1で相手を振り切った。
ビニシウスは2019年の代表デビュー後、1試合2得点は自身初。同メディアによると、ドリバウ・ジュニオール監督は「彼は今日、ほぼ完璧なプレーだった。ダイナミックだったよ」と称賛の言葉を送っている。
ビニシウス本人は「僕は自分のためにプレーすることはない。常にチームのためにプレーする」とした上で、「今日は自分のレベルで素晴らしい試合をすることができた。ブラジル代表を助けるために、そしてブラジルをふさわしい位置に導くために毎日一生懸命に努力しているこのチームを助けるために、僕はまだたくさん成長できると分かっている。僕らはコパ・アメリカで優勝するという目標を達成するため、これからもハードワークを続けていく」と語った。
グループ2位のブラジルは7月3日の最終節で、すでに決勝トーナメント進出を決めている首位コロンビア代表と対決する。
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Source: 海外サッカー
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