[7.7 コパ・アメリカ準々決勝 ウルグアイ 0-0(PK4-2) ブラジル ラスベガス]
コパ・アメリカ(南米選手権)2024は7日、準々決勝を開催した。ベスト4進出を懸けてウルグアイ代表とブラジル代表が激突。ウルグアイがスコアレスで迎えたPK戦の末、4ー2で勝利し、11年以来、5大会ぶりの準決勝進出を決めた。
グループCを3連勝で首位突破したウルグアイと、グループDを1勝2分で2位通過したブラジルの対戦。試合は立ち上がりから拮抗した展開に。鋭い攻撃の応酬となった。
ウルグアイは中盤、最終ラインでの堅い守備からカウンターでボールを前進。FWダルウィン・ヌニェスがターゲットとなった。対するブラジルは、テンポのよいパスで試合を構築。MFラフィーニャ、FWエンドリッキの仕掛けが脅威となった。
すると前半31分、ウルグアイにアクシデント。守備の要DFロナルド・アラウホが右足を痛めた様子で倒れ込む。DFホセ・マリア・ヒメネスとの交代でピッチを後にした。
ウルグアイは前半35分に決定機。右サイドから攻撃を仕掛けると、MFニコラス・デ・ラ・クルスのクロスにD・ヌニェスがフリーで頭で合わせるも、ミートしきることができなかった。
ブラジルも前半35分に先制のチャンス。GKアリソン・ベッカーのロングキックが前線に入ると、MFルーカス・パケタが頭で逸らしてスペースへ。抜け出したラフィーニャがペナルティエリア内に持ち込んだが、ここはGKセルヒオ・ロシェのセーブに遭った。
後半も一進一退の攻防が続くとウルグアイは同29分、DFナイタン・ナンデスがブラジルMFロドリゴ・ゴエスに対するファウルで一発退場。1人少ない状況となった。
試合は90分で決着がつかず、PK戦に突入。ウルグアイの守護神ロシェがブラジルのキッカー1人目DFエデル・ミリトンのシュートを止めると、ブラジルは3人目MFドウグラス・ルイスのシュートが左ポストに直撃。ブラジルはアリソンがウルグアイの4人目ヒメネスのシュートを止めるも、勝利に届かなかった。
コパ・アメリカ最多15回の優勝を誇るウルグアイがPK戦を4-2で制し、準決勝へ。優勝候補のブラジルはベスト8で姿を消した。
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Source: 海外サッカー
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