欧州サッカー連盟(UEFA)は9日、同日に行われるEURO2024準決勝スペイン対フランス戦の出場停止リストを発表し、スペイン代表はDFロビン・ル・ノルマン(ソシエダ)とDFダニエル・カルバハルが名を連ねた。当初、準々決勝で累積2枚目のイエローカードを受けたと思われていたFWアルバロ・モラタはフランス戦に出場できるようだ。
モラタは5日に行われたドイツとの準々決勝の延長後半アディショナルタイム1分、すでにベンチに下がっていた状態でイエローカードを出されたとみられており、公式中継やUEFA公式サイトにも同様の表示がなされていた。モラタはラウンド16のジョージア戦でもイエローカードを受けており、このままでは準決勝が累積警告による出場停止となるところだった。
ところがその後、モラタへのイエローカードは誤りだったと判明したようだ。
当初、後半アディショナルタイム1分には同じくベンチに下がっていたMFファビアン・ルイスにもイエローカードが出されており、このカードはいまも公式記録にも記されている一方、モラタのカードは記録から消滅。現地報道によると、モラタはイエローカードを受けていないと認識しているといい、公式中継や公式サイトではF・ルイスへのイエローカードがモラタにも示されたと誤って表示されていたようだ。
そのため、エースと守備の要不在でフランスを迎え撃つとみられていたスペインだったが、エースの出場は可能に。UEFAのスタメン予想リストにも名を連ねている。
ただ、ドイツ戦で負傷交代したMFペドリの欠場が決定的であることに加え、カルバハルを欠く右SBがFWキリアン・ムバッペとのマッチアップを強いられることなど、依然として厳しい戦いは強いられそうだ。
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Source: 海外サッカー
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