W杯と同じようにはいかないEURO…フランスの4強敗退にムバッペ「今大会は失敗」「僕は良くなかった」

敗退に肩を落としたFWキリアン・ムバッペ
 EURO2024準決勝が9日に開催され、フランス代表はスペイン代表に1-2で敗れた。FWキリアン・ムバッペのコメントをイギリス『BBC』が伝えている。

 フランスは前半9分にFWランダル・コロ・ムアニのゴールで先制したが、同21分にスペインの16歳FWラミネ・ヤマルにゴラッソを許すと、同25分にはFWダニ・オルモに逆転弾を献上。後半はスコアを動かせずに1-2でタイムアップを迎え、ベスト4敗退となった。

 ムバッペは19歳だった2018年のロシアW杯で4得点を挙げ、母国の20年ぶりの世界一に貢献。2022年カタール大会ではアルゼンチン代表とのPK戦の末、準優勝に終わったものの、決勝でのハットトリックを含む8ゴールで得点王に輝いた。

 一方、EUROでは苦戦する傾向にあり、2020年大会(コロナ禍により開催は2021年)は無得点でチームもベスト16敗退。キャプテンとして臨んだ今大会は初戦の鼻骨骨折が影響したのか、PKによる1ゴールと2アシストにとどまった。

 ムバッペは試合後に「僕の野望はヨーロッパのチャンピオンになることだった」と語り、今大会を「失敗」と総括している。

 負傷が足かせになったのかと問われると 「全て(が原因)だよ」と答え、「複雑に考えすぎてはいけない。良かったか悪かったかだ。僕は良くなかったし、僕らは母国に帰る。単純なことだ」と続けた。

 大会前にパリSGからレアル・マドリーへの移籍が決まり、2024-25シーズンから活躍の場をスペインに移す。ムバッペは今後について「休暇に入るよ」と話し、「そして新しい監督の下、新しい街で、とても強くなって戻ってくる」と誓った。


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Source: 海外サッカー

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