[7.13 MS&AD杯 日本女子 4-0 ガーナ女子 ゴースタ]
日の丸を着けて地元でのプレーを果たしたが、ピッチの上で試合を終えることはできなかった。日本女子代表(なでしこジャパン)のDF北川ひかるは後半アディショナルタイムに負傷。右ひざを押さえており、プレー続行不可能とみなされて担架でピッチを下がった。
北川は3-4-2-1の布陣で左WB、4-3-3の布陣では左SBとしてプレーができ、左利きでセットプレーのキッカーも務めている。18人という少ない枠のなか、なでしこジャパンにとって替えのきかない存在が負傷。パリ五輪開幕前に不安要素ができてしまった。それでも試合終了後、北川は再びピッチに登場。仲間とともにサポーターと交流し、笑顔でエールを受けていた。
池田太監督は記者会見で北川の状態に言及。「メディカルとチェックしてくるところ。最後に挨拶もして元気な姿だった。そういった意味でチェックをしっかりしてから合流、というような形を取って、先にチェックしに行かせました」と語るにとどめた。チームは明日フランスに出発する。
(取材・文 石川祐介)
Source: サッカー日本代表
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