首位長崎が甲府と激闘ドロー! 土壇場の同点ゴールでクラブ記録更新の22試合負けなし

甲府と長崎は2-2の引き分け
[7.14 J2第24節 甲府 2-2 長崎 JITス]

 J2第24節が14日に開催され、JITリサイクルインクスタジアムで対戦した15位ヴァンフォーレ甲府と首位V・ファーレン長崎は2-2で引き分けた。長崎は先制後に逆転を許したが、終了間際に同点ゴールを奪取。クラブ記録を更新するリーグ戦22試合負けなしとなった。

 序盤からアウェーの長崎が甲府を押し込み、前半アディショナルタイム1分に先制。ペナルティエリア中央でこぼれ球を拾ったDF米田隼也が右にパスを出すと、フリーで待っていたMF加藤大が右足でネットを揺らし、2戦連発となる今季4得点目を挙げた。

 しかし、後半2分に甲府が同点に追い付く。Jリーグ初出場のFW村上千歩が右サイドから左足で低めのクロスを入れると、MF秋野央樹の頭に当たってゴール右方向へ。GK若原智哉の手を弾いて決まり、これがプロ初得点となった。

 さらに後半13分、右サイドの村上が今度は左足で高い弾道のクロスを送ると、ファーでMFアダイウトンがつぶれ、こぼれ球をFWピーター・ウタカが右足で蹴り込む。ウタカの今季8ゴール目で甲府が2-1と逆転した。

 長崎は5枚の交代枠を使い切った後にFWフアンマ・デルガドが負傷するアクシデントに見舞われたが、土壇場で執念を見せる。後半アディショナルタイム9分、ゴール前でのヘディングの応酬から最後はMF澤田崇が押し込み、チームを救う同点弾をマーク。そのまま2-2で終了のホイッスルが鳴り、甲府は10試合ぶりの勝利を目前で逃した。


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Source: 国内リーグ

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