イングランドサッカー協会(FA)は16日、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督が退任することが決まったと発表した。
同監督は2016年、イングランド代表監督に就任し、通算成績は102試合61勝24分17敗。EUROでは2大会連続で決勝に進出し、W杯では18年のロシア大会3位、22年のカタール大会ベスト8という結果だった。
サウスゲート監督はFAを通じて声明を発表。「誇り高き英国人として、イングランド代表でプレーし、イングランド代表を率いることは生涯の栄誉だった。私にとってそれは全てのことを意味し、全力を尽くしてきた」と振り返り、「しかし、今こそ変化の時であり、新たな賞の始まりだ」と退任を表明した。
イングランドでの8年間については「私は素晴らしい人々に支えられてきた。心から感謝している」と述べ、「スティーブ・ホランドほど支えてくれる人はいなかった。彼は同世代の才能ある指導者の一人で素晴らしい存在だった」とアシスタントコーチに感謝。続けてイングランド代表の今後の展望を語った。
「私は102試合にわたり、多くの選手を率いる栄誉に恵まれた。彼ら全員がユニフォームにスリー・ライオンズを着ることを誇りに思い、さまざまな形で国の名誉となった。ドイツに連れて行ったチームは刺激的で、若い才能に満ちていた。我々みんなが夢見るトロフィーを獲得だろう」
「私は彼らをとても誇りに思っている。イングランドのフットボールのレベルアップに日々努めているセントジョージパークの選手やチーム、そして協会を応援してもらいたい。そしてサッカーが前向きな変化をもたらす力を持っていることを理解してもらいたいと思っている」
「特にこの8年間、選手と私に惜しみないサポートをしてくれた裏方スタッフに感謝している。彼らの懸命な努力と献身は、私に毎日インスピレーションを与えてくれた。素晴らしい“チームの裏方のチーム”である彼らに、私はとても感謝している」
「私たちには世界最高のファンがいて、彼らのサポートは私にとってかけがえのないものだ。私はイングランドのファンであり、これからもずっとそうあり続けるだろう。選手たちがさらに特別な思い出を作り、彼らの為すことをできる限り国民と結びつけ、国民にインスピレーションを与えるのを見守り、祝福することを楽しみにしている。イングランド、すべてに感謝」
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Source: 海外サッカー
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