怪我からの復帰戦…「しっかりとプレーできる」日本ツアー中のブライトン三笘薫が24日鹿島戦の出場明言

会見に臨んだ三笘薫
 ブライトンの日本ツアーで来日中の日本代表MF三笘薫が23日、試合前日会見に臨んだ。会見後に公開された練習では、三笘もボールを蹴ったトレーニングなどフルメニューをこなし、持ち味の鋭いドリブルからのクロスを披露していた。ブライトンは24日に鹿島アントラーズ、28日に東京ヴェルディと、いずれも国立競技場で対戦する。

 三笘にとっては怪我からの復帰戦になる。昨季は秋ごろからコンディション調整に苦しみ、今年1月のアジアカップも日本代表メンバーに選ばれたが不完全燃焼で終了。2月に腰を痛めてからは、復帰することなくシーズンを終えていた。

 ただリハビリは計画的に、そして順調に進めてきたようだ。ボールを蹴り出したのはシーズンが終わってすぐのころだったことから「まだまだシーズンに向けてやることはたくさんある」としながらも、「しっかりとプレーできると思います」と試合出場を明言した。

 さらにプレミアリーグ史上最年少の31歳指揮官、ファビアン・ヒュルツェラー監督を迎えての初陣ということもあり、「チームの中でも存在感を出していかないといけない。そのための大事な2試合になる」と気を引き締めた。

 プレミアリーグに日本人プレーヤーが増える新シーズンに向けても思いを強めている。今季はMF鎌田大地がクリスタル・パレス、DF菅原由勢がサウサンプトンに移籍。MF久保建英の移籍も噂されている。これについて三笘は「対戦できるのは楽しみ」と歓迎すると、「プレミアリーグが世界最高峰なのは間違いない。日本代表の底上げにもなると思う。結果を残さないと生き残っていけないリーグだと思っているので、しっかりと準備したい」と力を込めた。

(取材・文 児玉幸洋)


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Source: 海外サッカー

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