日本ツアーで来日中のソシエダMFブライス・メンデスが国際親善試合・ガンバ大阪戦(25日・パナスタ)を翌日に控えた24日、パナソニックスタジアム吹田での前日練習前に報道陣の取材に応じ、「プレシーズンということもあって監督にアピールしていかないといけない。いいプレーをしてチームに貢献し、監督にアピールできるように挑みたい」と意気込んだ。
久保と同じ2022年夏にソシエダに加入したB・メンデスは、2シーズン通算でラ・リーガ66試合13得点10アシストを記録するなど主力を担ってきたMF。今年5月の来日時は東京Vとの親善試合でMF久保建英と“股抜き対決”を行ったことでも話題になった。この日、報道陣に久保の印象を問われた際も「個人的にも仲が良くて、冗談を言い合ったりしているよ。タケはユーモアもあるし、選手としても多くを語る必要のない良い選手だ」と笑顔で返し、久保との関係性の良さをうかがわせた。
そんなB・メンデスは今季も引き続きソシエダでプレーすることが見込まれるなか、チーム内ではEUROメンバーのDFロビン・ル・ノルマンがA・マドリー、MFミケル・メリノがアーセナルにそれぞれ移籍するという可能性が報じられており、久保にもリバプール加入の噂が浮上。いずれも実現すれば、チームにとっては大きな戦力低下が懸念される。
それでもこの日、3選手の移籍に関する質問に答えたB・メンデスは「そういったビッグクラブのチームから選手たちが注目を集めるのは良いことだと思う」と冷静にコメント。「彼らがどんなことを考えているかは知っているけど、そこまで気にしていない。自分はどう思うこともなく落ち着いている」と立場を示した。
また同じく3選手の移籍に言及したイマノル・アルグアシル監督も「そういった話題は挙がっているが、そういったビッグクラブに行くかもしれない選手たちも、すでにレアル・ソシエダという歴史があって昨年もCLを戦ったビッグクラブでプレーしている」と強調。「彼らのパフォーマンスには常に満足しているので、そういったところはあまり気にしていない」と冷静に受け止めていた。
(取材・文 竹内達也)
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Source: 海外サッカー
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