モンテディオ山形は5日、アトレティコ・カタラーノ(ブラジル)へ期限付き移籍していたFW荒川永遠がヴィアティン三重(JFL)に育成型期限付き移籍することを発表した。
03年8月29日生まれの荒川は22年に興國高から山形に加入。初年度にJデビューを飾るも、2年目はリーグ戦での出場機会をつかめず、今季は自身初の海外挑戦でブラジルに渡っていた。
荒川はクラブを通じ、以下のようにコメントしている。
「みなさんお久しぶりです。ブラジルから帰ってきました。
正直この半年間は今までで1番辛かったし、何度も折れそうになりましたが、その分選手として、人として確実に成長した半年間でした。辛かった時に、支えて下さった人、メッセージをくれた人には言葉に表せないぐらいすごく感謝していますし、それが自分の活力にもなりました。ちょっとしたありがたみであったり、ブラジルに行かないと気が付けなかったこと、今までの山形の練習の環境であったり、ご飯屋さんにいけば気にかけてくれる人がいたり、何気ない日常でしたが、心の底から当たり前じゃなかったんだと思えるようになりました。
山形では、ほんとに素晴らしい環境でサッカー、生活を送れてこれほど幸せなことはないです。
ヴィアティン三重に行くことになりましたが、まずは本当にサッカーできる環境に感謝して、ブラジルで詰んだ悔しい経験や山形で試合に出られなくてもがいていた経験をヴィアティン三重でぶつけられるように頑張ってきます。これからも簡単な道のりじゃないですが、僕は這い上がります。そして、成長した姿を見てください。」
Source: 国内リーグ
コメント