Jリーグは6日、愛媛FCのMF石浦大雅とブラウブリッツ秋田のDF才藤龍治に対し、それぞれ2試合出場停止と罰金10万円の処分を下したことを発表した。J2で新懲罰規定が適用されるのは初めてとなる。
石浦は今月3日に行われたJ2第25節・徳島ヴォルティス戦の後半44分、相手選手に後方からスライディングを行って一発退場となった。また、才藤も4日の同25節・いわきFC戦で足裏を見せたタックルをし、前半39分にレッドカードを受けていた。
Jリーグ規律委員会は石浦のファウルについて「相手競技者の左アキレス腱付近に対し、後方から過剰な力でタックルした行為は、『著しい反則行為』に該当する」と説明し、才藤のファウルについても「相手競技者の右足首付近に対し、足裏で過剰な力でタックルした行為は、『著しい反則行為』に該当する」とした。これにより、石浦と才藤は2試合出場停止と罰金10万円の処分を受けている。
Jリーグでは5月25日から日本サッカー協会(JFA)の新懲罰規定を適用している。危険なプレーでの退場が相当する「著しい反則行為」の出場停止試合数はこれまで最低1試合だったところ、国際基準に合わせて2試合へと重罰化。すでにJ1と天皇杯では適用事案があったが、J2での適用は今回が初となった。
なお、愛媛対徳島の後半アディショナルタイムにレッドカードを受けたウェリントン徳島フィジカルコーチは「タッチアウトしたボールを手に取り、遠くに投げてプレーの再開を遅らせた」ことで1試合のベンチ入り停止が決まった。
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Source: 国内リーグ
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