佐野海舟がマインツ合流後初の紅白戦出場! 45分間のお披露目でチャンス演出も

MF佐野海舟
 マインツのMF佐野海舟が6日、オーストリアキャンプで加入後初めて紅白戦に出場し、前半の45分をプレーした。

 佐野はマインツ合流前の7月14日、不同意性交の疑いで逮捕され、同29日に釈放された。その後今月1日からオーストリアでプレシーズンキャンプ中のマインツに合流。クラブ公式SNSやウェブサイトを通じ、チームメイトと共にトレーニングを行う様子が伝えられていた。

 6日には紅白戦に先発出場。両チームに主力とサブが入り混じる編成とみられ、佐野はGKラッセ・リースやMFエジミウソン・フェルナンデス、FWマルコ・リヒターらと同じチームでプレーした。

 クラブは紅白戦の模様をインスタグラムで生配信しており、ボールの展開に関係なく佐野をアップで映し、日本のファンに現在の様子を伝えるような場面もあった。佐野は中盤の底でプレーしつつ、低い位置に降りてのロングフィードでチャンスを演出したほか、ゴール前に勢いよく顔を出すシーンや、自陣でのパスカットから自らボールを運んでカウンターを仕掛けるシーンもあった。コメント欄には日本からの投稿も数多く見られた。

 ドイツメディア『キッカー』によると、佐野にはバサラ・マインツ(独6部)のセカンドチームを率いる力石尚氏が通訳として帯同。同氏を介して同じ中盤のMFナディエム・アミリから積極的な意見交換があったという。なおボー・ヘンリクセン監督は紅白戦前に「佐野のフィットネスをまだ正確には把握できていない」とコメントしており、紅白戦での状態を参考にし、最後のプレシーズンマッチとなる10日のモンペリエ戦で佐野をどの程度起用するか判断するようだ。


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Source: 海外サッカー

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