いよいよ迎えるパリ五輪決勝…開催国フランスのアンリ監督、銀以上確定に安堵も「最も美しいメダルを取りに行こう」

ティエリ・アンリ監督
 U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が8日、パリオリンピック男子サッカー決勝・スペイン戦の前日会見で「最も美しいメダルを取りに行こう」と意気込みを語った。仏メディア『ル・パリジャン』が伝えている。

 開催国のフランスは準決勝でエジプトに勝利し、メダルの獲得が確定した。アンリ監督は「目標はメダルを持ち帰ることだった」とコメントし、「決勝の結果がどうなろうと夢の中にいる」とチームの戦いぶりに満足している様子。選手たちを称え、改めて決勝進出の喜びを伝えた。

 それでも、1984年のロサンゼルス五輪以来となる金メダルは目の前にある。指揮官は表彰式で優勝チームの国歌が流れることについて「勝利後にラ・マルセイエーズを聞いたことはほとんどない。いつもは試合前に聞いている。国歌と国旗が掲揚されることはやはり重要だ」と話し、表彰台のトップに立つため全力を尽くす姿勢を示した。

 また、会見では今大会がアンリ氏にとって指導者キャリアのターニングポイントになったのかを問われたという。同氏は現役引退後に解説者としても人気を集めているものの、2018-19シーズンにモナコを率いた際は3か月ほどで解任された。その中でフランスをパリ五輪決勝へと導いたが、「正直なところ分からない」とアンリ氏。まずは決勝に専念し、最高の結果で締めくくる構えだ。


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Source: 海外サッカー

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