[8.10 J2第26節 清水 4-0 群馬 アイスタ]
J2リーグは10日、各地で第26節を開催した。2位清水エスパルスは20ザスパクサツ群馬と対戦し、4-0で勝利した。
2試合ぶりの白星で首位奪還を狙う清水と、最下位脱出を目指して勝ち点3を積み上げたい群馬の一戦。試合は立ち上がりからホームチームがアウェーチームを圧倒した。
清水は前半20分、敵陣中央から崩すと、縦パスを受けたMF乾貴士が反転してスルーパス。相手DFラインの背後に抜け出したMFカルリーニョス・ジュニオが落ち着いて流し込み、先制に成功した。
さらに清水は前半27分、右サイドでコーナーキックを得ると、DF山原怜音がマイナス方向へグラウンダーのパス。ペナルティエリア手前でフリーとなっていたMF宇野禅斗が右足を振り、追加点を挙げた。
2点リードの清水はGK権田修一を中心に守備陣が群馬の反撃を跳ね返す。すると前半アディショナルタイム1分には、左サイドのコーナーキックで変化を加え、近場で受けた乾がゴール前にクロス。DF原輝綺が頭で合わせてチーム3点目を決めた。
3点ビハインドで前半を折り返した群馬はFW河田篤秀をターゲットにボールの前進を図るも、清水の2列目の守備に引っかかって攻撃に繋げることができない。後半23分にはゴール前で決定機を迎えたが、MF風間宏希のシュートは権田に阻まれた。
清水は後半30分に途中出場のFWアブドゥル・アジズ・ヤクブが左足で流し込んで勝負を決定づける。4-0で勝利し、2試合ぶりの白星を飾った。清水(勝ち点55)は、同節で1位の横浜FC(同54)が3位のV・ファーレン長崎(同52)と引き分けたため、首位に浮上している。
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Source: 国内リーグ
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