[8.9 パリ五輪決勝 フランス 3-5(延長) スペイン パリ]
パリオリンピック決勝が9日に行われ、U-23スペイン代表が延長戦の末、U-23フランス代表に5-3で勝利した。1992年のバルセロナ大会以来、32年ぶり2度目の金メダルを獲得。開催国のフランスは1984年のロサンゼルス大会以来の優勝を逃した。
スペインは前半11分にフランスのMFエンゾ・ミロに先制点を許したが、日本戦でも2ゴールを奪ったMFフェルミン・ロペスが前半18分と同25分にネットを揺らして逆転。前半28分にはMFアレックス・バエナが直接FKを沈め、3-1とリードを広げた。
そのまま終盤を迎えたスペインだったが、後半34分にフランスのセットプレーからMFマグネス・アクリウシェに押し込まれると、アディショナルタイムにはVARの介入でPKを献上。キッカーのFWジャン・フィリップ・マテタに決められ、3-3で延長戦に突入した。
土壇場で追い付かれたスペインは延長前半10分、MFアドリアン・ベルナベのアシストから途中出場FWセルヒオ・カメージョのループ弾で再び勝ち越す。延長後半アディショナルタイム1分にはカウンターからカメージョがダメ押し点を奪い、スペインが5-3で激闘を制した。
スペイン『アス』によると、バックアップメンバーからヒーローとなったカメージョは「話すのが難しい…。チーム全員に感謝したい。僕は登録メンバーから外れた4選手のうちの1人だった。ゴールを決めたのは、僕を信じてくれた仲間のおかげだ」とコメント。「GKコーチは、僕が決勝でゴールを決める夢を見たと言っていた。オリンピックチャンピオン。これは歴史的だ。1992年以来のね。もっと時間をかけてじっくり味わおう。僕らは世界で最も幸せな少年たちだ」と喜びの言葉を重ねた。
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Source: 海外サッカー
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