[8.11 J1第26節 町田0-1湘南 Gスタ]
首位のFC町田ゼルビアが湘南ベルマーレに0-1で敗れた。黒星は2試合ぶりでここ3戦勝ちなし。湘南は前節の引き分けで連勝は止まっていたが、ここ5戦負けなしで、降格圏を一気に突き放した。
首位の町田は今節は湘南からレンタル加入中のDF杉岡大暉が契約の関係でベンチ外。左SBではDF林幸多郎が3試合ぶりにスタメン復帰した。またボランチでは清水から新加入のMF白崎凌兵が初のスタメン出場。今夏新加入のMF相馬勇紀は2試合連続の先発出場で、本拠地デビュー戦となった。
立ち上がりから町田がチャンスを作り続けた。特に左MFの相馬が別格の存在感をみせる。しかし前半11分のエリア内の切り替えしから右足を振りぬいたシュートはクロスバーを直撃。同17分には絶妙な相馬がアーリークロスをFW藤尾翔太に通したが、シュートはGKの正面を突いた。
前半35分にはMFナ・サンホの浮き球で左サイドを抜けた相馬のクロスをFWオ・セフンが押し込んで先制に成功したかと思われたが、VARの介入により相馬のオフサイドを指摘され、ゴールは認められない。前半はスコアレスで折り返すことになった。
すると後半に入ってすぐの3分だった。湘南はMF田中聡の縦パスをエリア内で反転しながら受けたMF池田昌生がGKとの1対1を右足で流し込んでゴールネットを揺らす。7月から負けなしと好調の湘南が首位を相手に先制に成功した。
1点を追う町田は後半14分に3枚替え。下田北斗、ナ・サンホ、相馬を下げて、MF仙頭啓矢、FW藤本一輝、FW荒木駿太を投入する。さらに同29分にはオ・セフンに変えてFWミッチェル・デュークを送り込む。同37分には白崎に代えてFWエリキを投入して勝負に出る。
しかし町田の得点は遠い。終盤、セットプレーからチャンスを伺うが、ゴール前の精度を欠いてしまう。結局町田は前節に続く無得点となり、3戦連続の勝ち星なし。ホームでは2連敗で、2位以下に一気に詰め寄られる可能性が出てきた。
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Source: 国内リーグ
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