アジアサッカー連盟(AFC)は14日までに公式サイトを通じ、9月の北中米ワールドカップアジア最終予選の全会場とキックオフ時間を発表した。大半の参加国が自国でホームゲーム開催を予定する中、北朝鮮はラオス・ビエンチャン、パレスチナはマレーシア・クアラルンプールでそれぞれ中立開催が決まった。
北中米W杯アジア最終予選は9月から開幕。日本代表は5日、埼玉スタジアム2002で午後7時35分にキックオフする中国戦で初戦を迎える。10日にはバーレーン・リファのナショナル・スタジアムでバーレーン戦が組まれており、現地時間午後7時(日本時間11日午前1時)にキックオフする。
日本はホーム開催となる9月の中国戦、10月のオーストラリア戦を埼玉スタジアム2002で行うことを決定済み。その一方、他国では地方開催を行う国も多くあるようだ。
同組のオーストラリアはゴールドコーストでバーレーン戦(6日)、中国は大連でサウジアラビア戦(10日)をそれぞれ開催。またサウジアラビアも毎回の恒例ながら、首都リヤドではなくジッダでインドネシア戦(6日)を行うことが決まっている。またインドネシアもこの流れに乗り、当初は10日のオーストラリア戦をスラバヤで行う予定と発表していたが、今月に入って首都のジャカルタに変更となっている。
中東勢もカタール対UAE(6日)がアルラーヤン、イラン対キルギス(6日)がイスファハン(当初発表のテヘランから変更)、UAE対イラン(10日)がアルアインで行われるなど、首都外開催を積極的に実施。近年のW杯出場国でメインスタジアム開催を行うのは日本の他、タシケントのブニョドコル・スタジアムを使うウズベキスタン、ソウルのW杯スタジアムを使う韓国のみとなった。
日本も前回のカタールW杯最終予選では大阪府のパナソニックスタジアム吹田を使用し、最終予選の複数都市開催を試みたが、オマーンに0-1で敗れる苦しいスタートを経験。今回は埼玉スタジアム2002に戻した中、16年9月の最終予選初戦・UAE戦以来一度も負けのない“聖地”で勝ち切りたいところだ。
9月の北中米W杯アジア最終予選の日程、会場は以下のとおり。(※日本時間)
▼グループC
第1節
2024年9月5日(木)
オーストラリア 19:10 バーレーン [ゴールドコースト]
日本 19:35 中国 [埼玉]
サウジアラビア 27:00 インドネシア [ジッダ]
第2節
9月10日(火)
中国 21:00 サウジアラビア [大連]
インドネシア 21:00 オーストラリア [ジャカルタ]
バーレーン 25:00 日本 [リファ]
▼グループA
2024年9月5日(木)
ウズベキスタン 23:00 北朝鮮 [タシケント]
イラン 25:00 キルギス [イスファハン]
カタール 25:00 UAE [アルラーヤン]
第2節
9月10日(火)
北朝鮮 21:00 カタール [ビエンチャン]
キルギス 23:00 ウズベキスタン [ビシュケク]
UAE 25:00 イラン [アルアイン]
▼グループB
第1節
2024年9月5日(木)
韓国 20:00 パレスチナ [ソウル]
イラク 25:00 オマーン [バスラ]
ヨルダン 27:00 クウェート [アンマン]
第2節
9月10日(火)
オマーン 23:00 韓国 [マスカット]
パレスチナ 23:00 ヨルダン[クアラルンプール]
クウェート 27:00 イラク [クウェートシティ]
●北中米W杯アジア最終予選特集
Source: サッカー日本代表
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