バルセロナは17日、ラ・リーガ開幕戦でバレンシアのホームに乗り込む。試合に向けたハンジ・フリック監督のコメントをスペイン『スポルト』が伝えている。
チームは12日に行われたジョアン・ガンペール杯(親善試合)でFW南野拓実が所属するモナコに0-3で完敗。同大会で12年ぶりの敗戦を喫し、開幕に不安を残す形となったが、フリック監督は前向きに振り返っている。
「言い訳に聞こえるかもしれないが、月曜日(12日)は、チームが長いプレシーズンを終え、ハードで激しい練習によって疲れているように感じた。タイミングが悪い試合だった。勝てば、我々はもっと力を付けていただろう」
「しかし、我々はエネルギーを取り戻すためにこの時間を使った。それが明日(17日)、選手たちに期待したいことであり、その良い姿を見ることができるはずだ」
また、現在は主力の怪我などでベストな陣容をそろえることができないが、指揮官は今いるメンバーに「満足している」と強調。昨季にラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制したレアル・マドリーに対抗できるか聞かれ、「我々はボールの有無にかかわらず、強くて質の高いチームだ。サッカーは勝ち負けが重要で、勝てばクラブは満足し、仕事はずっと楽になる。何が起こるかに備え、適応しなければならない」と答えている。
バレンシア戦については「私はチームを信じているし、雰囲気はいい。誰もがバレンシア戦で何ができるかを分かっている。簡単な試合などあり得ない。私たちはバレンシアと同じプレッシャーと激しさを発揮しなければならない」と語り、「この試合をとても楽しみにしている。バレンシアは常に特別な場所だ。私にとっては、非常にレベルの高い素晴らしいリーグに初めて参加することになる」と試合を心待ちにした。
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Source: 海外サッカー
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